〜もぐたろうさんの事件のなぞをとけ!〜
こんにちは!
ぼくは名探偵の ドイル君!
ホームズ星からやってきた、ふわふわ探偵なんだもっ!🔍✨
今日はみんなといっしょに、ちょっとむずかしいけど大事な「刑事裁判(けいじさいばん)」について、やさしく学んでみよう!
6年1組の理科の実験。楽しみにしていたのに――
「ビーカーが割れてる!」「だれがこんなことを…!?」
みんなはすぐに言ったんだ。
「きっと6年2組だ!前に運動会でうちに負けて、くやしがってたし!」
でもね、ドイル君はこう思ったよ。
・・・「証拠(しょうこ)もないのに、決めつけちゃダメなんだもっ!」
大人の世界では、事件が起きたときに「本当に犯人かどうか」を決めるしくみがあるよ。それが刑事裁判(けいじさいばん)!
流れはこんなかんじ👇
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警察が調べる
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検察官(けんさつかん)が裁判にするか決める(これを「起訴(きそ)」っていうんだもっ)
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裁判所で証拠をもとに判断する
🔸 ルール①:「本当に犯人とわかるまでは、有罪(ゆうざい)にしちゃダメ!」
あやしいだけじゃだめ。「この人が犯人だ!」とはっきりわからないなら、「無罪(むざい)」なんだもっ。
🔸 ルール②:「証拠だけで判断する!」
うわさ話や見た目だけで決めちゃいけない!
写真・どうぐ・目撃(もくげき)した人の話など、ちゃんとした証拠をもとにすることが大切なんだ。
ある夜、ケイトさんの車が金づちでガンガン叩かれて、こわされちゃった!
すぐそばにいたのは…もぐたろうさん!?
リュックの中には金づち。服装も、犯人にそっくり!
「これはあやしい…でも…」と、ドイル君はかんがえた。
・・・「証拠をちゃんと見てからじゃないと、有罪にしちゃダメなんだもっ!」
🔺 検察官(けんさつかん):
「もんたろうさんは、事件のすぐあとに近くで見つかりました。持ってた金づちには車のペンキがついてたし、前の日にケイトさんに怒ってた!犯人にちがいありません!」
🔻 弁護人(べんごにん):
「もんたろうさんは、夜アイスが食べたくなってコンビニに行こうとしてただけ!
金づちはひろったもので、たまたま服が似てただけです!」
刑事裁判では、
✅ 証拠だけで考える
✅ 迷ったら、無罪にする
これがすっごく大事なルールなんだもっ!