こんにちは!
きょうからはじまる「けんかとやくそくから学ぶ小学生の法律」。
このシリーズでは、みんなの身のまわりにある「ルール」や「けんか」をテーマに、法律の考え方をやさしく紹介していきます。
■「けんか」はしてもいいの?
みんなは、だれかとけんかしたことがありますか?
たとえば…
-
マンガを貸したのに、よごれてかえってきた!
-
言ってないことを「おまえが言った!」といわれた!
-
ゲームでまけて、つい手が出てしまった!
けんかをすると、かなしい気もちになりますよね。
でも、先生たちがいうには、けんかは「わるいこと」だけじゃないんです。
■大事なのは「どうやってなおすか」
けんかをゼロにするのは、むずかしいこと。
人と人がちがうかぎり、ぶつかることはあります。
だから大切なのは…
✨けんかのあと、どうやってなおすか✨
ということなんです。
■法律の世界でも「話し合い」は大切!
法律の世界でも、いきなり裁判になるわけじゃありません。
まずは、
-
当事者どうしで話し合う(=こうしょう)
-
それでもダメならだれかに入ってもらう(=ちょうてい)
という流れになります。
これは、小学生でもおなじ!
たとえば、こんなけんかがありました。
■AさんとBさんのまんがトラブル
Bさんは、Aさんから「サイン入りの大事なマンガ」を借りました。
でも、返すときには表紙がよごれていて、しかもAさんには何も言いませんでした。
後日、BさんはついカッとなってAさんをつきとばしてしまいます…。
さあ、あなたがこのけんかの当事者だったら、どうやってなおしますか?
■けんかをへらす3つのポイント
-
おちついて気もちをつたえる
-
むかついても手は出さない!
-
自分の「まちがい」もみとめる勇気
■ミニクイズ:法律のルール!
Results
法律でも、「ちから」じゃなく「話し合い」で解決するのが大原則なんだよ。
#1. 次のうち、けんかのあとにやっていいのはどれ?
■きょうのしゅくだい(ワーク)
📝 あなたのけんか体験を思い出して書いてみよう!
-
どんなことでけんかした?
-
そのとき、どうやってなおした?
-
今だったら、どうしたと思う?
よかったら、ノートに書いて、先生や家の人と話してみてね。