たった3名の受講生しかいなかった講義が大人気講義になるまで

危機管理
2022年9月27日「特殊講義(実践的中小企業経営法務)」の授業がスタート

こんにちは。
私の失敗談として、たった3名しか受講生がいなかった授業の話をします。

失敗の原因

失敗の原因はもちろん、100%私にあります。特に、私の無知、不注意、調査・準備不足がすべてです。

今まで、「民法」という講義名だけで、受講生が100名オーバーが当たり前だったにすぎず、完全に殿様商売になっていました。その他に、次のような点も無視できません。

  • 講義内容が不明確だった
  • 学生に受講するメリットを伝えていなかった
  • 講義の宣伝をしていなかった
  • 昨年度の受講者の意見を聞いていなかった

逆に、これらのことを克服すれば人気の講義になる可能性があるのです。

講義内容

そこで基本コンセプトを、学生の資産を増やすことを目的とする授業としました。

具体的には、スモールビジネス、少額投資などにチャレンジする。さらに、奈良県中小企業家同友会の青年部、つまり奈良県内で中小企業の社長をしていて、かつ年齢が若い人たちから、ビジネス、お金、チャレンジ精神、法律の知識について学べる。

受講するメリット

大副業時代が到来し、会社員も働きながらスモールビジネスをするのが珍しくなくなりました。
そうすると、会社員になるだけでなく、自分でビジネスをする方法を学ぶ必要があります。
この講義では、学生と年齢の近い社長たちが学生時代に何を考えていたのか、なぜビジネスを始めたのか、どのようにして始めたのか、起業の良さや苦労について学べるのです。

とにかく宣伝をする

この講義を宣伝するに当たって、口頭によるだけでなく、SNSなどを使って広く知ってもらう必要があります。実際に、ゼミ生に直接声を掛けて、3名の受講者を増やすことができました。

参加者の意見を聞く

当たり前のことですが、昨年度に受講した学生の話を聞く、今回受講してくれた学生の意見を聞くことも大事です。
実際に、今回受講してくれた学生に話を聞くと、「この授業の存在自体を知らんかった」という意見をもらった。
やはり、すべての原因は自分自身にあるのだ。

そして、2024年度の受講生は24名となった。しっかりと結果も出せてうれしい限りです。

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